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ブッロコリーの森から

■2017年8月11日(金)157
 9日、高江に有志30名程が参集した。超早朝の活動である。今も毎日続いている工事を少しでも遅らせるため、作業員に工事を思いとどまってもらうために。N1ゲート前で体を張って頑張った仲間の一人はアルソックの警備員に2度も倒されたそうだ。機動隊が居ない時、彼らは直接暴力行為に及んでいる。ここまで彼らがする、させられるのは違法で異常だ。

 普天間所属のオスプレイが5日、オーストラリア沖で墜落、米兵3名が死亡する事故があった。どこの所属であろうが飛ぶ限り落ち、落ちれば被害を受ける危険性はどこにもある。県は飛行停止を求め、防衛省は飛行自粛を求めた。自粛で米軍機が飛ばないと思っているなら、現状認識が全く出来ていないし、分かっているけど取りあえず何らかのポーズをとってみたというなら、自国民への背信・安全放棄だろう。

 沖縄では7日から飛行した。昨年12月に安部沖で墜落した事故報告も未だない。安全のためには飛ばない以外はない。13日は沖縄国際大学にヘリが墜落して13年目となる。悲しい記念日が増え続ける。

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■2017年8月5日  156
 2日、早朝に高江に行った。工事はまだ続いている。資材も重機も既に入っていたり、これから入る物もあるだろうが、確実なのは作業員が毎日入っていること。人なくして工事は進まない。今の沖縄は深夜の訓練も、住宅上空のヘリコプターの物資吊下げも、外来機・米州所属のへりの訓練も合意違反でないと米軍はいい、いくら抗議しても訊く耳は持たない。
全て例外が日常になっている。高江も新しいヘリパッドが7月11日から使われ出したが、これからヘリパッドやその周辺の道路などが整備されれば、使用頻度は増えるだろう。今できることは工事を少しでも食い止めること。
 高江の早朝行動は厳しし、多くの人が来れるわけでもない。でも、何とか個人の都合をつけ、辺野古を気にしながらも毎回20名前後が集まり、工事業者に工事を止めて欲しいと説得活動をしている。幸い、今、高江に警察は常駐していない。辺野古から警察が来るまでの間、少しは工事を遅らせる事が出来ている。毎日この行動が取り組めればいいのだが、集まれる人は限りがある。それでもできる限りの抵抗を高江でも繰り広げている。2日、作業員が全て現場に入るのは11時過ぎとなり一定の遅滞には繋がった。翌3日にはトラックや重機が10台入って行ったそうだ。悔しいがそれでも抵抗は続けていこう。
 今、沖縄は亜熱帯の果物が一番豊富な時期だ。東村はパイナップル日本一の産地。パイナップル・パパイヤ・パッションフルーツ・マンゴー、バナナやドラゴンフルーツもあるなあ。今日は何を食べようか?こんな贅沢な悩みも、ここにはある。

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■2017年7月29日 155
28日高江のメインゲートで「ヘリパッドの運用に抗議する緊急集会」が11時から持たれた。暑い、遠い、辺野古も気になる、そんな状況ではあったが、150名が駆けつけた。政府は、もうヘリパッドは米軍に引き渡した、運用は米軍任せ、もう高江問題は終了、とイメージ付けたいところだが、私たちはそうはいかない。運用で生物はこれからさらに苛められ、人間の生活は不安・苦痛にさいなまれる。かけがえのないやんばるの森は死に向かって歩み続ける。高江のヘリパッドに外来種のキキョウソウという北米原産の外来種の侵入が持ち込まれたのが確認された。有銘小学校(東村の南端)でノグチゲラの死骸が見つかった。窓ガラスにぶつかり死んだとみられ、ヘリパッド建設で森林が減る、オスプレイの騒音等の環境悪化で生息域が南下していると推測される。
米軍人の引き起こす事件の47%が沖縄でであるという報告が全国の知事会議でなされた。全国でどのような犯罪がどのくらい引き起こされているのか、私たち県が知らないように、沖縄での犯罪もよほどの事件以外は知られていないだろう。酒気帯び運転などは日常茶飯事なのだ。新基地建設に反対する思いは余りにも多岐にわたっている。昨年高江で抗議活動中に、防衛局員に怪我を負わせたとして逮捕された方の判決が27日那覇地裁で出された。怪我の程度はレントゲン写真等では確認できず、「本人の希望で2週間の負傷」といういい加減さで懲役1年6か月、執行猶予3年という信じられない判決だ。
このままではますます弾圧はひどくなるだろう。だけど私たちは諦められないし、諦めない。東村の島ぐるみの方からは北部訓練場の返還後を考えている、という話も聞かせてもらった。外交・安全保障を研究する米大学のマイク・モチヅキ教授は来沖し、「これほどきれいな海を埋め立てて滑走路を作るのは残念。新基地反対運動の強行は米軍安定駐留に影響」と語り辺野古新基地計画の代替案を提言する検討会を立ち上げる考えを示したと地元新聞で報道された。安倍政権・防衛省も軋みがひどくなってきた。高江も諦めないで運動を繋げていきましょう。

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■2017年7月17日 154
先週・今週高江に行った。今日は「海の日」。辺野古は防衛局が休みで、資材搬入などは無いだろうとの事で今日はゲート前も海上も休みになったそう。「森の日」もあったらいいのに、せめてその日は森を痛めつける行為は慎もうと。
先週11・12日と二日連続でオスプレイが飛来し、N1とHヘリパッドを使用した。H・N1共に芝は剥げて捲れているらしいが。ヘリパッドには作業員もいたらしい。米軍は日本人の安全など考えもしないのだろうか。工事を進める人も、抗議をする人も、建設容認の人も反対の人も、加害者は同様に被害をまき散らすという事か。
N1ゲート傍に大きく「U. S. Forces OUT!」の幕が張られている。低空飛行する米軍ヘリにはしっかり目にはいるだろう。負担軽減のために少しも交渉しようとしない政府、運用は例外だらけでやりたい放題の米軍に、せめて市民の思いを訴えたい。

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■2017年7月8日(日)NO.153
 3・4・6・7日高江に行った。
 重機・資材を積んだダンプ等が警察車両に先導されてN1ゲートから入り、出ていく。この国はどうなっているの。市民の安全を守る警察が企業のトラックを誘導し、反対する市民を排除してゆく。辺野古の資材搬入が止まったのも、30日と1日だけだった、残念。こちらの資材は砂や木材。砂は毎日入っている。ヘリパッドの芝の補修だろうか?作業員も朝から30名程入っている。現場で市民を排除するのも県警なら、人間壁を作り近寄らせないようにするのは民間警備のアルソック職員。防衛局はその後ろで見ているだけ。
私たち12名が椅子に座り込み抗議をしていた7日は、40名のアルソックに20名の県警、9名の防衛局員だった。手抜き工事で工事費用は膨れ上がり、過剰警備と合わせ工事費はとんでもない金額に達している。当初の6億1300万円が既に94億円に達している。これからも未だ費用は掛かる。これ全て税金だ。
 全国の人の無関心という支えがあり、高江も辺野古も工事は進んでいく。米軍ヘリはオスプレイを含め空を飛び回り、水曜日は電線に引っかかりそうなほどの低空飛行だった。辺野古でも抗議市民を威嚇するような低空飛行が繰り返されている。米軍はここを植民地として対応しているのだろう。最近の日米合意にすら反する運用、例外として次々強行する運用、目に余る訓練に県知事・嘉手納町長・沖縄市長・北谷町長が東京まで抗議に行ったが、主権国として米軍にまともに抗議することもできない。
 7日、工事車両を出した後、ゲート前に停めていた警察のゲリバンと呼ばれる車両2台が撤去され、市民の車が停められないよう置いていたコーンも警察は持ち帰った。土・日曜は車両は来ないのだろう。それ以後は?もしかしたら一定の資材は入りしばらく表向きの小康状態になるかもしてない。でも作業の音は聞こえているし、工事は着実に進められるのだろう。高江に座り込む市民は余りに少ない、でも止めることは出来ないし、しない。どうぞ一緒に座り込んでください。

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■2017年7月2日(日) 152

 1日、久しぶりに高江で集会が持たれた。前日警察車両がメインゲートに入ったということで、1日は車両(重機・資材)の搬入が予想された。集会は7時からの予定であったが、未だ夜も明けない5時10分に15台くらいの車両が入った。防衛局らしいと言えばらしく、今年度もこそこそと、警察に先導されて始まった。そして、夕方3時、ユンボ・トラック・重機を積んだ車両13台が入った。
 辺野古もある中、遠い高江まで集会には50名程が早朝から参集した。高江は入られてしまったが、警察が前日から手薄になった辺野古では前日も当日も資材の搬入は無かったとのこと。高江も辺野古も警察の介入がなければ工事は出来ないのだ。県民の民意を国家権力で押し潰さなければできない工事だということは政権もよく分かっているようだ。わかりながらも負担軽減・丁寧な説明・ご理解・ご協力等というまやかしの言葉を吐き続けるこの政権に負けるわけにはいかない。
 現場に工事を止めさせようと座っている居る市民、政権の意向に沿うだけの警察官・機動隊、警察の補完任務をしているかのような民間警備員。極々一部人の金儲けと支配欲のために現場で対峙させられているが、何かあれば切り捨てられる者たちばかりが現場で向き合っている。
 前日の6月30日は58年前、うるま市石川の宮森小学校や周辺住宅地に米軍のジェット機が油をまきながら墜落炎上し、児童を含む死者18名、重軽傷者220名という大惨事時が米軍によって引き起こされた日だ。忘れないこと、すべての米軍基地をなくすこと、それが追悼でしょう。

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■2017年6月30日(金) 151

 先日やんばるの森を散策した。先週までの梅雨で沢に水はたっぷりと流れ、暑い日差しは緑の木々遮られ森の中は心地良かった。自然に詳しい方と一緒の散策で森の動植物の解説付きというありがたい数時間であった。「コバノミヤマノボタン」という薄紫の小さな花をつけたこの時期での木をみられたことも嬉しいことだった。この素晴らしい森、自然の大きな力が長い年月をかけて作りだしてくれたその恩恵の一部を一瞬を味わった。この森をたった数か月で人間が無残に切り開き破壊した。 

 ヘリパッド周辺に熱風・粉塵避けに張り巡らした琉球竹は運用前に早くも前列3列は枯れ、その周辺の木もすでに枯れ始めていた。何の役にも立っていない。6月中に新ヘリパッドを使用するとNHKが報じたが、その後地元紙の取材に対し、在沖海兵隊は21日「使用に先立ち、着陸帯を含む訓練場の完全性を確実にする厳格なプロセスを経て、この作業が完了後使用開始」と回答した。

 現状では使用に値しないということを米軍側は認めた。昨年末への完成を急ぐ余り「工事費は15倍、のり面崩壊、赤土流出」などあまりにも無残な状況に陥っている。明日は7月1日、営巣期が終わり「重機を使った工事」が始まる。人間の暴力破壊を押しとどめるため早朝7時にN1に集合しましょう。

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■2017年6月17日(土) 150
14日、辺野古から高江に行った。今週は梅雨の影響で天候はずっと悪く、その日も豪雨だった。
翌日高江在住の方が海が赤土で汚染されているのを見つけた。地元紙によると、沖縄防衛局は東村高江の米軍ヘリパッド「H地区」着陸帯付近の資材置き場から土砂流出を確認したと発表。県は「災害」によるものと認め県赤土等流出防止条例に基づく報告書の提出を求めた。K氏は「事業行為通知書を逸脱した形で露出した赤土が流れた可能性があり、自然災害で片付けてはならない」と指摘、と報道している。
今回の一連の工事はそのずさんさが以前から指摘されており、それはこの地区に限られたことではない。確かに14日は豪雨であったが、元々自然は豪雨も台風も地震もあるもの。それらに毎年毎年晒されながら、長い年月をかけてまた自然が回復させてきてくれたのだ。それを、無理やり森を切り裂き、急造したヘリりパッド。他にも同様の事態が起こっているだろう。米軍基地内でも県の調査が出来ないでは済まされない。
写真は梯梧の木。もう花の時期は終わってしまったが、梯梧の朱色に燃える花が今年はあちこちで随分見られた。梯梧の花の着きが良い年は台風が多いと言われている。

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■2017年6月9日(金)149
7日高江に行った。長らく高江で共に活動し4月に亡くなられたMさんの散骨がN4向かいで執り行われた。最初に作られたヘリパッドがN4であり、Mさんは当初からここで座り込み、尊敬・敬愛された方だ。昨年7月以降はなかなかN4に足を運べなかったが、それまではN4向かいで監視活動を続けていた。
1年振りにN4向かいに行くと背丈以上に草が生い茂り、まずは皆で草刈りをしてからMさんの散骨を行った。その後、供え物を御下げMさんの思い出話が静かに語られた。その直前までN4では米軍ヘリが旋回、吊下げ訓練も何度も行われていた。それにしてもたった1年でこんなに草ぼうぼうになるとは。すぐ近くの何十年も前に返還された地はいまだ雑草も生えない。
その後高江公民館で学習会が持たれた。昨年度、市民の反対を押しつぶし、あらゆる権力を使い強行したN1A・B,G、Hヘリパッド、進入路、歩行訓練ルートなどの問題点を共有し、7月の営巣期明けに着手されるであろう工事にどう対応するか、ヘリパッドを使わせないためにできる事は何か。今後の参考になる学習会であった。

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