<< December 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 沖縄県知事選〜現地からの通信 | 最初のページに戻る | 辺野古有志の会/ティダの会 >>

沖縄県知事選〜現地からの通信

短信−52018930日)

 ステルス作戦と伊波義安さんのこと

 辺野古新基地建設問題を伏せて、企業ぐるみで期日前投票をやらせる選挙の手法を週刊金曜日・沖縄県知事選挙特集は「ステルス作戦」と呼んでいます。すでに大田知事時代の選挙のときに地元大手企業は投票所の前にテーブルを出して投票をすませた自企業の勤務者に記帳させていたとのことです。

 今年2月の名護市長選挙のときも、投票所を出た勤務者をして用意したノートに記帳させていたという話を聞いておりました。名護市西海岸の選対事務所の事務局長(恩納村の米軍実弾演習施設建設を断念させた時の闘争リーダー)さんは、自分の息子(那覇で会社勤務)から聞いた話として、息子の友だちは勤務先の会社から期日前投票をしたことを写真によって証明することを求められたということでした。この話をきいたとき、まさか投票所のなかで写真を撮っているとまでは思いませんでした。ところが、投票用紙に書いた候補者名をシャメにとってすぐ会社へラインで送るようになっているとの事実を掴んだと、今朝本部町の友人が伝えてきました。

 公職選挙法には写真を撮ってはいけないとの規定はないとのこと。私の友人は、この事実を新報とタイムスの記者に伝え、45日前に両紙に「ステルス作戦」として記事に載ったということでした。企業労働関係の従属性を悪用するこうした手法は、個人の自由な選択を奪い、個人を政権=企業の利益のためにロボット化するものであり、民主主義を根本から破壊するものといわざるを得ません。

 926日、塾長から連絡があったということで、義安さんから電話をいただきました。うるま市では、知事選と県議補選と市議選と三つの選挙が重なっているなか、市民団体が知事選を担い、義安さんは1か所10分間のポイント演説を市内各所でやっておられるとのことでした。831日の週刊金曜日の言葉を援用されて、どうしても沖縄の魂をもった玉城デニーを勝たせ、ヤマトに魂をうった佐喜眞に勝たせるわけにはいかない、と強調されていました。

 ちなみに、週刊金曜日は、翁長前知事が玉城氏について「戦後沖縄の歴史を背負った政治家なので、今後沖縄を象徴する政治家になっていくのではないか」と語っていたと伝えています。彼は、沖縄に駐留していた海兵隊員を父と伊江島出身の母との間に生まれ、父の消息は不明のまま、幼いころはいじめられ、貧困も経験し、国会議員になると本土選出の議員から「日本語読めるんですか? わかるんですか?」と差別的な言葉を浴びせられたこともある、と伝えています。「沖縄の魂を持った玉城氏とヤマトーに魂を売った佐喜眞氏―沖縄のリーダーとしてどちらが相応しいのか。有権者の責任は重大だ。」と週刊金曜日は結んでいます。(ジャーナリスト西山隆則)

お知らせ | この記事の固定リンク |

この記事に対するコメント

コメントする









この記事のトラックバックURL
http://soj.jugem.jp/trackback/721
この記事に対するトラックバック